治って余裕が出て来たので、今回の内痔核根治のまとめをば。
その前に一言。
内痔核のことなので痔瘻や外痔のことはわかりません。また、以下はあくまでも私の場合ですから。実際、退院してから、人の痔核日記をネットで読んだりしましたけど、ずいぶんと違うなあと思える所もありました。
私の痔は、日常生活ではほとんど支障のないものだった。「だった」と過去形で書けるのがうれしい〜。段階としては、排便時にピョコっと出てくるので、ちょいと押し戻すって感じのもの。もし、この状態がずっと続いて(つまり常に脱肛するってなことにならず)老後にオシメも使わないで死ねるのなら、別につきあっていてもいいかな、くらいのものだった。とはいえ、手術であけてみれば、かなりの大物だったのじゃ。
で、処置としては、私の段階になると、やはり切るのがいいらしい。私の段階の前、つまり、出てこないけど中に痔があるなあって段階では、ゴム輪で簡単にとれちゃうらしい。だから、痔かなとおもったらさっさと病院へ行くべきだ。
女性も読んでいるかもしれないので、あえて書いておきますが、病院の先生たちは、毎日人のお尻を見ているので、彼らにとってはタダのお・し・り。恥ずかしがって病院へ行かず痔を進行させるより、とっとと処置してもらった方が、絶対にいいですわ。歳とって排便の度に他人に痔核を押し込んでもらうような状態よりは絶対にいいんじゃないでしょうか。
切る必要があると診断されて、「切っちゃおうかな」と少しでも思ったら、即行動に移した方がいい!と私は思う。「たかが痔」っていう認識の手術だけど、実際は、手術や術後数日っていうのは、結構体力が必要。若くて体力・気力のあるうちに処置してもらっておいた方がいい。手術前に、背骨や肺の検査もされるんだけど(私の場合、異常はなかった)でも、あれって肺が弱っていたりしたら、麻酔時などは苦しかったんじゃないかと思います。体力大事ね。
切ると決めたら、術後の痛みは覚悟する。どんな痛みだったかは、このブログに書いたとおり。
入院は痛みと排便リズムの調節のためと思うべし。入院は最低数日は必要でしょう、普通なら。私の場合、術後二日目には歩けるくらいになったけど、長時間歩くのは結構つらかった。座ったままもつらかった。
ただ、ネットで読んでみると、人によっては、翌日から働いている人もいるようだ。そうとうながんばりやさんだろう。まあ、体の一部を切り取られたんだから、数日は休んだ方が体にはいいっすよ〜。